「防犯」と聞くと、防犯カメラや補助錠といった「防犯グッズ」を真っ先に思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、防犯対策は設備を取り付けるだけではありません。侵入されにくい窓や玄関にすること、敷地内の死角を減らすこと、夜間でも周囲から様子が分かるようにすることなど、住まいのつくりや環境、日頃の習慣を組み合わせることが大切です。
今月は「住まいの防犯」をテーマに、毎日の暮らしの中で今すぐ確認できるポイントから、設備やリフォームによる対策まで、全4回に分けて分かりやすくご紹介します。
【第1回】わが家は大丈夫?まず確認したい「住まいの防犯チェック」
― 侵入されやすい場所を知ることから ―
防犯対策を始める際、いきなり高価な設備を検討する前に、まずは「自分の家を防犯目線で客観的に見てみる」ことから始めてみましょう。
注意したいのは「人目につきにくい場所」
住宅への侵入を防ぐためには、侵入者が周囲から見られにくく、近づきやすい環境を作らないことが大切です。
- 道路や近隣から見えにくい窓
- 建物の裏手にある窓や勝手口
- 高い塀や伸びた植木によって視線が完全に遮られている場所
- 大型物置の陰になっているスペース
「ここなら人目につきにくいかもしれない」と思える場所がないか、一度家の周りを歩いて確認してみましょう。
ここで大切なのは、「1階だけチェックすれば安心」とは限らないということです。
2階の窓であっても、近くにカーポートの屋根や物置、エアコンの室外機など、配置によっては足場になり得るものがあれば、侵入経路になる可能性があります。
また、2階バルコニーの腰壁が高く目隠しになっている場合も、一度侵入されると外からの死角になりやすいため注意が必要です。
昼と夜では「家の見え方」が変わる
昼間に確認して「見通しがいいから大丈夫」と思えても、夜になると街灯が届かず、暗くなる場所はありませんか?
一度、日が落ちてからご自宅の周りを確認してみましょう。
「この窓の周辺は外から見えにくいな」「ここは照明がなくて暗いな」など、昼間には気づかなかったポイントが見つかるかもしれません。
※夜間の確認を行う際は、足元の段差や障害物に十分注意し、懐中電灯を持参の上、ご自身の敷地内を中心として安全な範囲で行ってください。
防犯は「侵入されにくい環境」をつくること
防犯の基本は、家を「完璧な要塞」にすることではありません。
侵入に手間や時間がかかりそう、周囲から見られやすそう、と感じさせる環境をつくることが大切です。
見通しを確保したり、適切な場所に照明を設置したり、侵入の足場になり得るものを置かないようにしたり。
こうした複数の小さな対策を組み合わせることが、住まいの防犯性を高めることにつながります。
心地よく暮らすためのメモ
防犯チェックは、家族それぞれの目線(大人の目線・子どもの目線など)で行ってみるのもおすすめです。
「昼間は気にならなかったけれど、夜になると暗い」「この植木があると窓が見えにくい」など、一人では気づきにくいポイントが見つかることがあります。
Next ▶ 次回は、戸建て住宅で重要な侵入対策の一つである「窓」に注目。鍵だけに頼らない、窓の防犯対策についてご紹介します。
「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
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