有限会社 横溝工務店

秋の住まい、防犯を見直そう ― 家族の安心を守る、住まいの防犯対策 ―

 

「防犯」と聞くと、防犯カメラや補助錠といった「防犯グッズ」を真っ先に思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、防犯対策は設備を取り付けるだけではありません。侵入されにくい窓や玄関にすること、敷地内の死角を減らすこと、夜間でも周囲から様子が分かるようにすることなど、住まいのつくりや環境、日頃の習慣を組み合わせることが大切です。
今月は「住まいの防犯」をテーマに、毎日の暮らしの中で今すぐ確認できるポイントから、設備やリフォームによる対策まで、全4回に分けて分かりやすくご紹介します。

【第2回】窓からの侵入を防ぐ
― 防犯のポイントは「ガラス」だけではありません ―

戸建て住宅への侵入窃盗では、窓が主な侵入口となっており、被害の多くを占めています。
そのため、住まいの防犯を考えるときには窓の対策が欠かせません。

窓の「クレセント錠」だけに頼らない

一般的な窓に付いているクレセント錠は、実は「防犯用の鍵」ではなく、窓同士を密着させて気密性や水密性を保つための「締め付け金具」です。

そのため、防犯対策としてはクレセント錠だけに頼るのではなく、サッシの上部や下部に補助錠を追加するなど、複数の対策を組み合わせることが重要です。
窓の位置や種類に応じて、補助錠、防犯性能の高いガラスやフィルム、シャッター・雨戸など、適した方法を検討しましょう。
また、窓そのものの性能だけでなく、窓の周囲が外からどのように見えるかも重要なポイントです。

「防犯ガラス」と「防犯フィルム」の違い

よく混同されがちな「防犯ガラス」と「防犯フィルム」ですが、構造も使い方も異なります。

  • 防犯ガラス:2枚以上のガラスの間に、柔軟で強靱な厚手の中間膜(PVBなど)を挟み込んだ合わせガラスです。ガラスが割れても中間膜が貫通を防ぎ、侵入に時間をかけさせる効果(※CPマーク基準:侵入に5分以上耐える性能)があります。
  • 防犯フィルム:既存のガラスに後から貼り付けるタイプです。手軽ですが、製品の性能やガラスの種類(凹凸のある型板ガラスや網入りガラス、ペアガラスなど)、施工状態によって防犯性能が変わります。

「防犯フィルムを貼れば、防犯ガラスと全く同じになる」というわけではありません。
また、防犯フィルムで十分な効果を得るには適切な製品選定と専門技能が必要となります。
窓の位置や大きさ、必要とする防犯性能に合わせて適切な方法を選びましょう。

浴室やトイレなどの「小窓」もチェック

「人が通れないくらい小さな窓だから大丈夫」と考えてしまいがちな、浴室・トイレ・洗面所などの小窓も確認してみましょう。

外から見えにくい場所にある窓や、面格子が付いていない窓は対策が必要です。
なお、面格子が付いている窓でも、外からネジを外されない構造(防犯ネジ等)になっているか確認しましょう。(※専門業者に確認してもらうと安心です)
また、ガラス板を簡単に取り外せる構造の「ルーバー窓(ジャロジー窓)」などは、防犯面で特に注意が必要なタイプです。

心地よく暮らすためのメモ

防犯設備を検討するときは、「何を取り付けるか」だけでなく、「その窓が道路や隣家からどう見えているか」という視点も大切です。
窓そのものと周囲の環境をセットで見直すと、より効果的な対策を考えやすくなります。

Next ▶ 次回は、毎日使う「玄関・勝手口」に注目。鍵のかけ忘れを防ぐ習慣から、照明や設備までご紹介します。


「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
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