有限会社 横溝工務店

明日の夜は、秋の月を眺めて一息

 

朝晩の風にほんのり涼しさを感じるようになり、少しずつ過ごしやすい日が増えてきましたね。
今年の「中秋の名月」は、明日9月25日(金)です。

※写真はweb担当の茶道のお稽古場の床の間です。
この日は花瓶にススキを挿して、私が道で拾ってきた栗をちょこんと添えています。
お軸(この日は「明月輝」)を飾れば、それだけでいつものお部屋がぐっと秋らしい装いに包まれます。

今年は「満月」が2日あとです

実は今年、中秋の名月と満月の日が少しずれています。
今年の満月は9月27日(日)の午前1時49分。
そのため、明日の夜に見えるのは「ほぼ丸いけれど、これから満月に向かっていく月」です。
こうしたズレが起こるのは前回が2017年、次回は2043年なのだそう。

季節の移ろいを楽しむ昔からの「ちょっといい習慣」

お月見の風習は中国から日本へ伝わり、平安時代の貴族たちが月を愛でながら宴を開いたり、和歌を詠んだりしたのが始まりと言われています。
やがて農作物の収穫期と重なるようになり、秋の実りに感謝を捧げる大切な節目として広く親しまれるようになりました。
お供えの定番といえば、月に見立てた丸い月見団子や、稲穂に見立てたススキ。
里芋や栗などの秋の味覚をお供えすることから、別名「芋名月」とも呼ばれています。

明日の夜はおうちで気軽なお月見を

お月見だからといって、特別なものを買い揃えたり構えたりする必要はありません。
お庭や街で見かけたススキを1本お部屋に挿してみるだけで、いつもと違う季節の風が吹き込みます。
団子がなくても、お気に入りの和菓子とお茶を淹れて、窓辺やベランダから月を見上げるだけでも立派なお月見です。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭なら、「お月様の中にうさぎが見えるかな?」と探してみるのも楽しそうですね。
忙しない日々のなかで、夜空をゆっくり見上げる時間は案外少ないもの。
明日の夜はほんの少しだけ足を止めて、秋のやわらかな月光を味わってみませんか?