有限会社 横溝工務店

【福岡市美術館】小磯良平展を鑑賞。幻の名作と心に残った一枚

小磯良平展

 

こんにちは、web担当です。
美術館巡りが好きな私ですが、4月に福岡市美術館で開催されている「小磯良平展―幻の名作≪日本髪の娘≫」を鑑賞してきました。

今回の主役ともいえる≪日本髪の娘≫は、長い間その所在が分からなくなっていた作品です。

小磯良平展
2008年に韓国で発見され、約90年ぶりに日本で公開されることになったそうです。そんな貴重な機会と聞き、ひとりでふらりと大濠公園へ向かいました。

この日は4月とは思えないほどの暑さ。
美術館へ向かって歩いているうちに汗が止まらず、途中ですれ違うランナーの皆さんよりも汗だくになってしまいました。

そんなこんなで大濠公園をのんびり散策しながら、目的地の福岡市美術館に到着。
今回、会場内で撮影できたのはメイン作品の≪日本髪の娘≫のみでした。

小磯良平展
会場内の写真はご紹介できませんが、恒例の「気になった作品」のお話をしたいと思います。

展示作品は100点を超えていましたが、見応えたっぷりで時間を忘れて見入ってしまいました。
小磯良平さんは女性を描いた作品が多く、特にご自身のお子さんを描いた作品からは、二人のお嬢さんへの深い愛情が伝わってくるように感じました。

また、バレリーナを描いた作品も印象的でした。
華やかな舞台上ではなく、舞台裏の何気ないひとときを切り取った作品が多く、その視点がとても新鮮に感じられました。

そして今回、一番心に残ったのは、ある和装の女性を描いた婦人像です。
その作品を見た瞬間、思わず「美しい」と感じて足を止めました。
これまで絵画鑑賞では、「どの画家が描いた作品なのか」や「自分の好みに合うかどうか」を中心に見ていました。
しかし今回は、それとは違う感覚で作品に引き込まれたのです。
作品の説明を読むと、そのモデルは女優の八千草薫さん。
当時25歳頃だったそうです。
これまで私は「誰が描いたのか」に注目して絵を見ていましたが、今回初めて「誰を描いたのか」にも心を動かされることがあるのだと気づきました。

そんな新しい発見を与えてくれた今回の展覧会。
開催は今月21日までとのことです。
ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

小磯良平展