5月は気温が安定し、屋外での点検が比較的行いやすい時期です。
本格的な梅雨が始まる前に、住まいの外まわりを見直してみませんか。
雨そのものが建物を傷めるわけではありませんが、防水や排水の機能が低下していると、水が本来あるべきではない場所へ浸入し、劣化を早める要因になることがあります。
このシリーズでは、地上やバルコニーから安全に確認できる範囲に限定し、ご自身でできる点検ポイントと、専門業者へ相談する目安をお伝えします。
⚠安全上のお願い
屋根に上る作業や、2m以上の高所作業には転落の危険があります。本記事では高所での作業は推奨していません。無理をせず、安全を最優先にしてください。
【第3回】雨どい・ベランダ排水のチェック
― 水の通り道を整える ―
前回は外壁や屋根の劣化サインを確認しました。
今回は「水の出口」にあたる雨どいや排水まわりを見ていきましょう。
雨どい
雨どいは屋根の水を適切に排水するための重要な設備です。
- 落ち葉の詰まり
秋から春にかけて溜まりやすい - 歪みや外れ
金具の劣化や強風で位置がずれることがあります
※脚立を使用する場合は平坦な場所で、補助者をつけるなど十分注意してください。
ベランダ排水口
ゴミが溜まると豪雨時に滞水する可能性があります。
定期的な清掃でスムーズな排水を保ちましょう。
※防水層を傷つけないよう、硬いブラシは避けましょう。
基礎周辺の湿気対策とシロアリチェック
基礎周辺にいつも水たまりがあるような状態は、建物に長期的な湿気ダメージを与えるだけでなく、シロアリを寄せ付ける大きな要因となります。
まずは地面の傾斜や排水経路に問題がないかを確認し、水はけを整えることが大切です。
あわせて、基礎の表面に「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる土の細い道ができていないかもチェックしましょう。
もし蟻道を見つけたとしても、すぐに建物が倒壊するわけではありません。
まずは落ち着いて、放置せずに専門家の確認を受けることをおすすめします。
住まいの豆知識
排水口の清掃は、わずかな溜まり水でも発生することがある蚊の対策にもつながります。
定期的な掃除は、衛生面でも快適な住環境を保つポイントです。
水の通り道を整えることは、住まいを守る基本です。
梅雨が来る前に、しっかりチェックしておきましょう。
心地よく暮らすためのメモ:排水チェックのタイミング
雨が降った翌日は、排水の流れを確認する絶好のチャンスです。
雨どいからの水の流れや、地面の水はけ具合を観察してみましょう。
Next ▶ 次回はいよいよ最終回。玄関や外構まわりの安全点検をご紹介します。
「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
→ 住まいの困りごとを解決。私たちは住まいのホームドクター https://www.yokomizo.co.jp






最近のコメント