9月は、夏の疲れが残る一方、台風や秋雨など、住まいに影響を与える気象条件が増える時期です。
水まわりだけでなく、家全体の備えを見直す良い機会。
このシリーズでは、9月を快適かつ安全に過ごすためのヒントを4回に分けてお届けします。
第2回:夏の名残をリセット!室内掃除のポイント

夏の間に溜まった冷房のホコリ、湿気によるカビ、そして気になる油汚れ。
これらをしっかりリセットして、気持ちの良い秋を迎えましょう。
ご家庭で安全にできる“定番の掃除法”をわかりやすく解説します。
早見チェックリスト
- エアコンフィルター(室内機)の清掃は済んでいますか
- 換気扇やレンジフードの油汚れが気になりませんか
- カーテンや網戸のホコリを落とし、洗濯できるものは洗いましょう
- 布団やマットレスを乾燥させたり、短時間天日干ししたりしましょう
- 洗濯機のゴムパッキンや排水口にカビはありませんか
作業手順(一般的)
- エアコンフィルターの清掃:必ず電源を切り、取扱説明書に従って前面パネルを開け、フィルターを取り外します。掃除機で表面のホコリを丁寧に吸い取り、水洗い可能なフィルターはぬるま湯で優しく洗い、完全に乾かしてから戻します。
- レンジフードの油汚れ:換気扇フィルターを取り外し、古くなった歯ブラシやスポンジで油汚れを丁寧に拭き取ります。ひどい油汚れには、ぬるま湯に重曹を溶かした重曹水に浸け置きすると効果的です(金属フィルターの場合)。
- カーテンと網戸の清掃:洗濯表示を確認し、洗えるカーテンは洗濯ネットに入れて洗いましょう。網戸は、掃除機で表面のホコリを吸い取った後、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き、最後に水拭きと乾拭きをします。
- 布団とマットレスのケア:晴れた日には、布団を短時間(片面1時間程度)天日干しします。長時間直射日光に当てると生地を傷めることがあるので注意しましょう。布団乾燥機やコインランドリーの乾燥機も活用できます。マットレスは立てかけて風を通したり、布団乾燥機を使用したりしましょう。
- 洗濯機まわりの清掃:洗濯槽クリーナー(塩素系または酸素系)を使用し、取扱説明書に従って洗濯槽を洗浄します。ゴムパッキンのカビには、市販のカビ取り剤を使用するか、重曹ペーストを塗布してしばらく置いてから拭き取ります。作業中は換気をしっかり行いましょう。
用意するもの
- 掃除機、ぬるま湯、バケツ
- 重曹、セスキ炭酸ソーダ(油汚れ用)
- 中性洗剤(網戸用)
- スポンジ、マイクロファイバークロス
- 作業用手袋、マスク
注意点(安全な洗剤の使い方)
- しっかりと換気しましょう
- 漂白剤(塩素系)と酸性洗剤(クエン酸・お酢など)は絶対に混ぜないでください。有毒な塩素ガスが発生し、非常に危険です。
- 家電製品の内部クリーニングは、必ず電源を切ってから行い、清掃後は十分に乾燥させてください。メーカーの取扱説明書を必ず確認しましょう。
暮らしのリフレッシュ
夏の汚れをリセットして、お部屋の空気も気分もすっきり。秋の心地よい風を呼び込みましょう。
「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
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