夏の湿気や暑さは、家の中でも特に水まわりに影響を与えます。
じめじめとした空気やぬめり、気になるニオイ……。
そんな不快感を、日々のちょっとした習慣で解決しませんか。
このシリーズでは、夏の水まわりを「涼やかで清潔な空間」に変えるためのヒントを、各部屋ごとにご紹介します。
第2回 浴室:カビと湿気に、やさしく向き合う

夕立のあと、蒸し暑さが残る夜。
ほっと一息つくはずのお風呂に、どこかこもった空気を感じることがあります。
浴室は、夏こそ丁寧に整えたい場所。
湿気と温度が高くなるこの時期は、カビやニオイが発生しやすくなります。
でも、少しの工夫と習慣で、涼しい風が通り抜けるような浴室をつくることができます。
習慣にしたい掃除の工夫

- お風呂上がりの水滴取り スクイージーやタオルで壁や床の水分を拭き取るだけで、カビ予防に。換気扇を30分以上回し、湿気をしっかり逃がしましょう。
- 排水口の掃除 髪の毛や汚れを取り除いたあと、重曹とクエン酸を使い、発泡洗浄する。月に一度の発泡ケアで、ニオイを防ぎ清潔感を保てます。
- 壁や床のカビ取り カビ部分に重曹をふりかけ、クエン酸スプレーを吹きかける。発泡後、ブラシでやさしくこすり、水で洗い流します。※塩素系の洗剤と混ぜると危険なので、併用は避けてください。
湿気対策と香りの選び方

- くん煙剤で防カビリセット 数か月に一度の習慣で、カビの発生をリセットできます。くん煙剤を使用する際は、説明書をよく読み、使用後はしっかり換気を行いましょう。
- アロマディフューザー ラベンダーやユーカリの香りを浴室に添えると、空気も気持ちも澄んでいきます。※水濡れや高温になる場所に注意してご使用ください。
暮らしのひとこま
湯気の残る空間に、涼しい風を通す工夫。
汗を流したあとのひとときに感じる静けさ。
その空間が軽やかになると、心も少し軽くなる気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
有限会社横溝工務店では、これからも北九州市で、安心して暮らせる住まいを丁寧につくり続けていきます。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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