こんにちは。
しとしとと雨が降る日、友人の庭から珍しい紫陽花の枝を7種類も分けてもらいました。
どれもまだ花がついていない枝ばかりで、どんな花が咲くのかは、今のところ全くわかりません。
だからこそ、これからの成長がますます楽しみなんですよね。
さっそく、切り戻した枝を水につけて挿し芽の準備をしました。
「挿し芽」って、どうやるの?
挿し芽(挿し木)は、植物の枝を切り取って土に挿し、新しい株として育てる方法です。
紫陽花はこの方法での成功率が高く、ご家庭でも手軽に増やせる植物の一つなんですよ。
ネットで調べた私流!紫陽花の挿し芽手順
私もいつも、皆さんのブログや園芸サイトを参考にしながら挿し芽をしています。
基本的なポイントを押さえるだけで、意外と簡単にできるんですよ。
- 枝を整える いただいた枝のを10〜15cmほどの長さにカットします。葉は2枚だけ残し、水分の蒸発を防ぐために半分にカットしました。
- 土を準備する 湿らせた赤玉土や挿し木用の培養土を鉢や育苗ポットに用意します。割りばしなどで、あらかじめ穴を開けておくと挿しやすくなりますよ。
- そっと挿す 斜めに切った枝をそっと土に差し込み、たっぷりと水を与えます。発根促進剤があれば、根が出やすくなるそうですよ。
- 明るい日陰で管理 鉢は直射日光の当たらない明るい日陰に置き、土が乾かないように管理します。
来年、そして再来年の楽しみ
挿し芽にした紫陽花は、根が出るまでに約1か月ほどかかります。
花が咲くのは来年以降、2〜3年目には立派な株に育ってくれるはずです。
しかも今回は、花がついていない枝をいただいたので、どんな色や形の花が咲くのか全くわかりません。
だからこそ、葉が増え、根を張り、花を咲かせる日までのワクワク感がひとしおなんです!
剪定された枝をただ捨ててしまうのではなく、未来へつなげるひと手間。
雨の日に始まったこの挿し芽が、数年後に色とりどりの紫陽花として咲き誇ってくれる日を、静かに楽しみに待ちたいと思います。
最近のコメント