2月に入ると、「今年の花粉はどうかな?」という声を耳にするようになります。
「そろそろ換気が心配…」
「24時間換気って止めてもいいの?」
そんなご相談をこの時期から多くいただきます。実は、花粉シーズンが本格化する前の”今”こそ備えどき。健康を守りながら快適に過ごすためのポイントをわかりやすく解説します。
1. 花粉時期に24時間換気を止めるのは「逆効果」?
結論からお伝えすると、花粉が気になるからといって24時間換気を止めるのはおすすめできません。
換気を止めてしまうと、室内では次のようなリスクが高まります。
二酸化炭素濃度の上昇
在宅時間が長いご家庭では、空気がこもりやすくなります。眠気や集中力の低下につながることもあります。
アレルゲンの停滞
室内で発生したハウスダストや、衣類に付着して持ち込まれた花粉が排出されず、かえって症状が悪化する原因になります。
結露・カビの発生
生活湿気が逃げにくくなり、窓まわりや押し入れでカビが発生しやすくなります。
2003年7月以降に建てられた住宅には、24時間換気システムの設置が法律で義務付けられています。常時稼働を前提に設計されていますので、基本的にスイッチは切らずに運用するのが安心です。
2. 花粉を最小限に抑える「窓開け換気」のコツ
24時間換気とは別に窓を開ける場合は、少し工夫するだけで花粉の侵入を抑えられます。
※症状が非常に重い方は、無理に窓を開けず、換気システムと空気清浄機の併用を優先してください。
時間帯と天候を選ぶ
一般的に花粉が多いのは「昼前後」と「夕方」。早朝や夜、雨の日は比較的少ない傾向があります。2月はまだ寒暖差が大きい時期ですが、晴れた日の短時間換気でも十分効果があります。
少しだけ開ける
窓は10cm程度でもOK。対角線上の窓を開ければ、効率よく空気が入れ替わります。レースカーテンを閉めたままにすることで、花粉の侵入を抑える効果も期待できます。
3. 給気口フィルターとPM2.5対策
「外から花粉が入るのでは?」と心配になりますよね。
多くの住宅では、壁の給気口にフィルターが設置されており、花粉の侵入をある程度抑えています。
北九州エリアでは、花粉に加えてPM2.5や黄砂も気になる地域です。
より安心を求めるなら
- PM2.5対応フィルター
- 花粉除去性能の高いタイプ
への交換も有効な選択肢です。
4. フィルター掃除の重要性と「二次被害」を防ぐコツ
フィルターが目詰まりすると
✔ 換気能力の低下
✔ 電気代の無駄
✔ 機械への負担
につながります。
清掃・交換の目安
- 点検:1〜2ヶ月に1回
- 花粉ピーク前後(2〜3月):2週間に1回のチェックがおすすめ
汚れがひどい場合は、清掃よりも交換のほうが衛生的です。
掃除の注意点
- マスクを着用する
- 室内で掃除機をかけない(排気で花粉が舞う可能性があります)
- 水洗い後は完全に乾燥させる
湿ったまま戻すとカビの原因になりますので注意してください。
5. 高気密住宅こそ「止める」より「整える」
近年の高気密住宅は、計算に基づいた計画換気で空気を入れ替えています。自然に漏れるのを待つのではなく、仕組みできれいな空気を循環させる設計です。
花粉の時期こそ
✔ システムを止めない
✔ フィルターを清潔に保つ
この2つを意識するだけで、快適さは大きく変わります。
花粉が本格化する前に整えておきたいこと
- 24時間換気は原則止めない
- フィルターは2月からこまめに点検
- 窓開け換気は時間帯を選ぶ
- PM2.5対応フィルターも検討する
花粉対策と健康的な空気環境は、きちんと両立できます。本格的な花粉シーズンを迎える前に、住まいの空気を一度見直してみませんか。
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