5月は気温が安定し、屋外での点検が比較的行いやすい時期です。
本格的な梅雨が始まる前に、住まいの外まわりを見直してみませんか。
雨そのものが建物を傷めるわけではありませんが、防水や排水の機能が低下していると、水が本来あるべきではない場所へ浸入し、劣化を早める要因になることがあります。
このシリーズでは、地上やバルコニーから安全に確認できる範囲に限定し、ご自身でできる点検ポイントと、専門業者へ相談する目安をお伝えします。
⚠安全上のお願い
屋根に上る作業や、2m以上の高所作業には転落の危険があります。本記事では高所での作業は推奨していません。無理をせず、安全を最優先にしてください。
【第2回】外壁・屋根の劣化サインの見分け方
― 地上から確認できる範囲で ―
外壁のひび割れ(クラック)
外壁材の種類によって判断基準は異なりますが、ひび割れの幅は一つの目安になります。
- 0.3mm未満:経過観察の目安とされる範囲
- 0.3mm以上:雨水浸入リスクが高まる目安
※目視だけで構造への影響を断定することはできません。
気になる箇所は写真に残し、専門家へ相談することをおすすめします。
チョーキング現象
外壁を触って白い粉が付く場合、塗膜の劣化が進んでいる可能性があります。
すぐに雨漏りするわけではありませんが、塗装時期を検討する一つの目安になります。
コーキング(目地)
シーリング材の状態も重要なチェックポイントです。
- ひび割れ
- 剥離(外壁材から離れて浮く)
- 隙間(痩せて隙間ができる)
防水上重要な部分のため、劣化が目立つ場合は専門家へ相談しましょう。
屋根の確認方法
⚠屋根には絶対に上らないでください。
- 双眼鏡で確認
少し離れた場所から全体を見渡す - 2階窓から目視
可能な範囲で確認
瓦の著しいズレや板金の浮きが見える場合は相談をおすすめします。
住まいの豆知識
「これくらいで相談していいのかな」と迷う方は少なくありません。
しかし、専門家は『大きな被害になる前の相談』を歓迎するものです
早めの相談が、結果的に大きな出費を防ぐことにつながるケースもあります。
点検のポイントは「いつもと違う」を見つけること。
気になる箇所を見つけたら、まずは写真に残しておきましょう。
心地よく暮らすためのメモ:簡単チェック方法
ひび割れの幅の目安として、
名刺(約0.2〜0.3mm)が入るかどうかは一つの基準になります。
1円玉(約1.5mm)が入るような大きなひびは、深さや長さによっても緊急度が変わるため、早めの相談が安心です。
Next ▶ 次回は、梅雨の季節に特に重要な「雨どい・ベランダ排水のチェック」です。
「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
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