清明。
万物が清らかで、生き生きとする頃。
空は澄みわたり、木々は芽吹き、花々が一斉に咲き始めます。
春の光が満ちて、自然界はまるで深く、大きな深呼吸をしているかのようです。
けれど、それに反して人の心は、案外落ち着きません。
新年度の始まり。
新しい環境、新しい出会い、そして新しいリズム。
ワクワクする高揚感と、言いようのない不安が、胸の中でせめぎ合います。
この時期になると、街のあちこちで決まって話題にのぼるのは、やはり桜のこと。
「入学式まで、桜が持つかな」
「お花見のとき、きれいに咲いているといいけれど」
そんな言葉が、挨拶のように聞こえてきます。
桜の開花は、まるで私たちの心の動きと連動しているかのようです。
咲くのが早すぎても、あるいは遅すぎても、なんとなく落ち着かない。
でも、だからこそ、見事に満開の桜に出会えたときの喜びは、ひとしおなのかもしれません。
自然は、ただそこにあるだけで、何ひとつ急ぎません。
芽吹くときに芽吹き、咲くべきときに咲く。
その迷いのない姿に、私たちはどこか救われ、安心を覚えるのでしょう。
新しい日々に心がざわざわするときこそ。
ふと空を見上げて、風を感じて、自然のリズムに、静かに耳を澄ませてみたいと思います。
暦のノート:清明(せいめい)とは
「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」の略とも言われます。 4月5日頃。
すべてが清らかで明るく、生き生きとしている様子を指します。
南東から吹く穏やかな風が、花々を揺らす心地よい季節です。
この時期にふさわしい過ごし方
- お花見: 桜だけでなく、チューリップや菜の花など色とりどりの花が咲き誇ります。生命のエネルギーを全身で浴びる、絶好の時期です。
- 清明祭(シーミー): 沖縄では、この時期にお墓に親族が集まり、ご馳走を囲んで賑やかに過ごす伝統行事があります。
- 春の食材を味わう: 初鰹(はつがつお)や、たけのこ、春キャベツ。この時期の食材は、名実ともに「清らかで生き生きとした」エネルギーに満ちています。
「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
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