10月がやってきました。
カレンダーをめくれば、そこはもうすっかり秋の領域です。
けれど、空を仰ぐと、まだ夏の名残が陽ざしの強さに宿っていたり、日中は半袖でも心地よい日が続くのが、この月の面白いところ。
特に今年は、10月になっても熱中症に注意を呼びかけられるほど、夏の気配が手放されずにいます。
それでも私は、少しずつ「過ごしやすさ」が忍び寄る、この曖昧な季節の境目が好きです。
たとえば、世界が紙一面を秋色に塗り潰されたわけではなく、キャンバスのところどころに秋の色が差し込み、その横にはまだ夏の名残の鮮やかさが残っているような。
街の匂い、空気の微細な色合いに、ふと“季節が深まっていく気配”が宿り始めているのを感じる。
そんな時期です。
秋を感じるタイミングは、人それぞれ。
だからこそ、自分だけの「ちいさな楽しみ」や「ささやかな気づき」を見つけたとき、その季節は少しだけ自分のものになるような気がします。
この10月もまた、そんな繊細な気配を、ひとつひとつ大切に拾い集めていきたい。
夏の余韻と、本格的な秋への期待とを胸に。
「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
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