小さな楽しみ―空に想いを馳せる

日々の生活の中で、私はつい空を見上げてしまいます。
歩きながら、あるいはカーテンを閉める瞬間でも、自然と視線が空に向かうのです。

特に9月の空は、そのやわらかな色合いや、どこかほどけたような雲の形に心惹かれます。
高く澄んだ空に浮かぶ雲を見ていると、まるで季節がひと息ついているように感じられ、「この雲、なんだかいいな」と思ったとき、誰かに見てほしくて写真を撮ってしまうことがあります。

夜風がやわらぎ、空気が澄んできた夜には、月を見上げたくなります。
9月の月は、凛とした静けさをまといながら、やわらかな強さを持っています。
遠いはずなのに、手を伸ばせば届きそうな不思議な近さを感じ、その光を静かに見つめていると、自分の内側にある言葉が少しずつ整っていくのを感じます。

空に浮かぶ雲や月は、景色であると同時に、心の中に穏やかな時間を与えてくれます。
言葉にできない気持ちをそっと乗せてくれるような、そんな存在です。

ふと空を見上げて、雲や月の形に想いを馳せる。
それが、私にとっての小さな楽しみのひとつです。

「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした！また次回もお楽しみに。
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