9月は、夏の疲れが残る一方、台風や秋雨など、住まいに影響を与える気象条件が増える時期です。
水まわりだけでなく、家全体の備えを見直す良い機会。
このシリーズでは、9月を快適かつ安全に過ごすためのヒントを4回に分けてお届けします。
第4回:年末大掃除をラクにする小さな工夫

年末にまとめて行う大掃除は、時間も労力もかかりますよね。
9月から少しずつ“分散掃除”を始めることで、年末の負担を大幅に減らすことができます。
小さな習慣と簡単な手順で、年末をぐっとラクにしましょう。
早見チェックリスト
- キッチンの油汚れ(コンロまわり、レンジフード)を調理後にサッと拭く習慣をつけましょう
- お風呂の目地や換気扇を定期的に点検し、軽い汚れのうちに部分的に掃除しましょう
- 普段あまり掃除しない家具の裏や家電の裏のホコリを、掃除機で吸い取りましょう
- 不要なものを少しずつ分別し、「捨てる」「売る」「寄付する」の準備を始めましょう
作業手順(ラクにするコツ)
- 「週に1箇所」ルール:例えば、「今週は換気扇」「来週は窓まわり」というように、週に1カ所だけ重点的に掃除する場所を決めます。これを続けるだけで、年末にまとめて行うよりもずっと楽になります。
- キッチンのこまめ掃除:コンロ周りの油汚れは、調理後すぐに拭き取る習慣をつけましょう。油が固まる前に拭くことで、洗剤を使わなくても簡単に汚れが落ちます。
- お風呂の簡易メンテナンス:入浴後に浴室全体の換気をするだけでなく、壁面をシャワーで軽く流すだけでもカビの予防になります。目地の黒ずみを見つけたら、早めに専用の洗剤で部分的に処理しましょう。
- 家電の裏掃除:冷蔵庫や洗濯機など、普段動かさない家電の裏にはホコリが溜まりやすいです。年に2回程度、掃除機で丁寧にホコリを吸い取るようにしましょう。これは、通気性の確保や電気効率の維持にも繋がります。
- 不要品の小分け処理:年末にまとめて不用品を整理するのは大変です。1日10分でも良いので、少しずつ不用品を分別し、「捨てる」「売る」「寄付する」など、どのように処分するかを考え始めましょう。不用品回収のスケジュールなどを事前に調べておくのもおすすめです。
用意するもの
- 中性洗剤、重曹、クエン酸(汚れの種類に応じて)
- マイクロファイバークロス、スポンジ、古歯ブラシ(細かい部分用)
- 掃除機
- ゴミ袋
注意点(洗剤は用途に合わせて)
- 油汚れにはアルカリ性の洗剤(市販の台所用洗剤)、水垢には酸性の洗剤(クエン酸)など、汚れの種類に合わせて適切な洗剤を選びましょう。必ず取扱説明表示に従って使用してください。
- 強力な洗剤を使用する際は、換気をしっかり行い、ゴム手袋を着用するなどして、肌や目を保護しましょう。
暮らしのゆとり
9月から始める小さな工夫で、年末の大掃除の負担を減らし、ゆったりとした気持ちで新年を迎えましょう。
「家は人生の土台。」そんな思いで、今日もコツコツやってます。
北九州市八幡東区の有限会社横溝工務店でした!また次回もお楽しみに。
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